嫌好の日記

心に思い浮かぶことを、ろくに本も読まずに書いた雑記帳です。従って、たいそう訳の分からないことも多いでしょうが、暖かい目で見てやってください。

死について考える

先日、中国・大連に旅行することがあった。ツアー旅行だったのでバスでの移動が多く、移動中はもっぱら睡眠をとっていた。その時に思いついたことを忘れたくないので記事にする。もしすでに言及された説なのであれば、調べてみたい。

 思いついたのは「死後の世界=夢」なのではないかということだ。寝ているのと死んでいるのは変わらないということはよく言われる。寝ているときに見るのが夢なのであれば、死んでいるときに夢を見るのもおかしくはないだろう。現実の世界での行いと夢には深い関係があるように思われる。現実で後ろめたいことがあると悪夢を見るし、善い行いをすると良い夢を見ることが多い。天道、是か非か?のところでも話したが、古来から善い行いをすれば報われ、悪い行いをすれば懲罰されるというのは言い慣わされてきた。死後の世界もそうで、現世で善い行いをすれば天国に行き、悪い行いをすれば地獄に行くというのは子供のころから教えられる概念だ。もし「死後の世界=夢」なのであれば、地獄は悪夢ということになる。先にも述べたように、現実での行いは夢に影響を及ぼすのであれば、悪いことをしたら悪夢(地獄)を見るというのは極めて論理的である。現実と現世、死後と夢、これらには深い関係があるのではないだろうか。